[キヤノン] Canomatic C30 | October 1966
Canomatic C30
北米市場向けKodapackインスタマティックカメラ
焦点合わせには、近距離、中距離、遠距離のピクトグラムが使用されました。電子露出制御には、カメラにはCanonの簡単なプログラムEEが搭載され、CdSセルを使用して露出を制御していました。カメラの上部にはフラッシュキューブソケットがありました。カメラにはフレームカウンターはなく、フィルムの裏面に記載されたフレーム番号をカメラ背面のウィンドウで確認できました。
カメラの高い評価により、他の海外市場でも販売されました。
- タイプ: Kodakフィルムカートリッジ用インスタマティックレンズシャッターカメラ
- 画像サイズ: 28.5 x 28.5 mm
- レンズ: 40mm f/3.5 (3群3枚構成)
- シャッター: Canon製電子シャッター、簡単なプログラムEE。シャッター速度優先プログラムEEは、CdSセルの光測定と連動。ISO 64 (f/22 1/250秒) とISO 160 (f/3.5 1/30秒) のフィルム速度。
- ファインダー: 逆ガリレオファインダー、0.5倍拡大率。
- 焦点合わせ: 0.8m (2.6フィート) から17m (50フィート) (無限遠) までの焦点ゾーンマークと、近距離(1m)、中距離(3.3m)、遠距離(17m)を示すピクトグラムによる焦点調整レバー。
- 電子露出: CdSセルによるフルオートプログラムEE。露出範囲はEV 8.6 – 17 (ISO 100)。ISO 64および160のフィルム速度は自動で設定されます。
- フラッシュ: Flashmaticシステム、フラッシュキューブ使用。フラッシュ露出は自動で調整され、被写体の距離とフラッシュアパーチャに合わせて制御されます。
- フィルム装填・巻き上げ: フィルムカートリッジで装填。カメラ上部のレバーで165°のストロークでフィルムを巻き上げ。
- フレームカウンター: フィルム裏面に記載されたフレーム番号をカメラ背面のウィンドウで確認。
- フィルム巻き戻し: なし
- 寸法・重量: 119 x 69 x 58 mm、300 g(バッテリーなし)