[キヤノン] 7S | April 1965

7S

7S 

 7sが導入された時点で、キャノンはすでにCanonflex Rシリーズ、FLマウントカメラ、TTLマニュアル露出測定を提供するPellixなど、7台のSLRカメラを販売していました。レンジファインダーのカメラは衰退しつつありましたが、7sはCanon 7の後継として登場しました。7sは7の基本性能と特徴をそのままに、セレンメーターをCdSメーターに置き換えました。

また、7では欠けていたアクセサリーシューが追加され、三脚ソケットも再配置されました。7sはHansa Canonから始まった32年間の高級レンジファインダーカメラの伝統の最後のモデルでした。

  • タイプ: 35mm フォーカルプレーンシャッター付きレンジファインダーカメラ
  • 写真サイズ: 24 x 36 mm
  • 標準レンズ: Canon 50mm f/0.95 その他
  • レンズマウント: 50mm f/0.95レンズ用に3つの内側ラグが付いたスレッドマウントまたはバヨネットマウント
  • シャッター: 水平移動式金属カーテンを使用した2軸フォーカルプレーンシャッター。X、T、B、1、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000秒の調整が可能
  • フラッシュ同期: FPおよびX同期(自動切替同期端子、X同期速度1/60秒、カメラ側のバヨネット端子ソケット)
  • ビューファインダー: コインシデンスレンジファインダーとユニバーサルマークファインダーが統合され、35mm(0.8x固定)、50mm、85mm/100mm、135mmのレンズに対応する4つの手動切替式投影フレームと自動パララックス補正
  • 内蔵露出計: 2つの範囲(高・低)に切り替え可能なCdSメーターで、シャッター速度ダイヤルに連動した絞り針の読み取り
  • フィルム装填・巻き上げ: カメラ背面を開けてスプールに挿入し、上部のレバーで巻き上げ
  • 寸法・重量: 140 x 81 x 31 mm、875 g(50mm f/0.95を含む)

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