[キヤノン] VI T | Film Cameras | September 1958


VI T

 初めて、シャッタースピードの数字が2倍ずつ増加する一定の間隔で配置された非回転型シャッタースピードダイヤルを特徴とするキャノンのカメラ。ビューファインダーの倍率は、35mmレンズに対して0.65倍、50mmレンズに対して1倍、そしてフォーカスを助けるために1.55倍に設定できた。ビューファインダーには、50mmおよび100mmレンズに適した明るい線フレームもあった。パララックス補正は自動的に行われた。

35mmおよび50mmレンズ以外のレンズには、専用のユニバーサルファインダーをアクセサリーホットシューに取り付け、ホットシューのパララックス補正ピンを使って上下に調整することでパララックス補正を行った。フラッシュには、FP、M、F、およびXシンク(1/55秒)がすべて対応していた。


  • タイプ: 35mm フォーカルプレーンシャッター レンジファインダー カメラ
  • 写真サイズ: 24 x 36 mm
  • 標準レンズ: Canon 50mm f/1.2 など
  • レンズマウント: スレッドマウント
  • シャッター: 2軸 水平移動フォーカルプレーンシャッター、金属カーテン。X, B, 1, 1/2, 1/4, 1/8, 1/15, 1/30, 1/60, 1/125, 1/250, 1/500, 1/1000秒の単軸 非回転ダイヤル。内蔵セルフタイマー付き。
  • フラッシュシンク: FPおよびXシンク(自動切替シンク接点、Xシンク速度 1/55秒、カメラ側のバヨネット端子)。
  • ビューファインダー: 逆ガリレオ式ビューファインダーと一致範囲ファインダーを統合し、3つの倍率に調整可能。35mmレンズ用0.65倍倍率、効果的な基準線28mm。50mmレンズ用1.0倍倍率、効果的な基準線43mm。Mg位置で1.55倍倍率、基準線65.5mmで焦点合わせ。50mmおよび100mmレンズ用の自動パララックス補正機能内蔵。アクセサリーフィンダー調整用のパララックス補正ピンはレンズ引き出しに連動。
  • 露出計: シャッタースピードダイヤルに結合された絞り読み取り型セレン光電池。露出範囲(ISO 100基準)は、EV 10 - 19(高光量)とEV 4 - 13(低光量)に切り替え可能。低照度ブースター装着で、EV 2まで計測可能。
  • フィルム装填および巻き上げ: カメラバックを開けて、フィルムスプールに挿入。カメラ底面のトリガー(単一ストローク)で巻き上げ。回転式ノブも提供。
  • フレームカウンター: 0から40までカウントし、カメラバックを開けると自動的にリセットされます。フィルム巻き上げおよび巻き戻し状態のインジケーター付き。
  • フィルム巻き戻し: 折りたたみ式クランク
  • 寸法と重量: 144 x 81 x 34 mm, 995g(50mm f/1.2レンズ込み)

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