[キヤノン] IV Sb | Film Cameras | December 1952
世界初のSpeedlite用X-sync機能を備えたカメラ。このカメラの精度と仕上げは非常に高かった。日本のカメラ史における歴史的なモデルである。
このカメラはIV Sの後継モデルとして設計され、フラッシュ用のFP-syncとX-sync機能が提供されていた。
- タイプ: 35mm 焦点面シャッターカメラ
- 写真サイズ: 24 x 36 mm
- 標準レンズ: Serenar/Canon 50mm f/1.5, 50mm f/1.8
- レンズマウント: ユニバーサルスレッドマウント
- シャッター: 二軸、水平移動焦点面シャッター、布幕使用。T、1、1/2、1/4、1/8秒の単軸回転ダイヤルとX、B、1/25、1/40、1/60、1/100、1/200、1/500、1/1000秒の単軸回転ダイヤル
- フラッシュ同調: FP-およびX-同調(フラッシュレールによる直接同期提供)
- ファインダー: 逆Galileanファインダーと一致範囲ファインダーが統合されており、三つの倍率を設定するために回転可能
- フィルムの装填と巻き上げ: ベースプレートを外した後、底部からフィルムを挿入。カメラ上部のノブで巻き上げ
- フレームカウンター: カメラ上部の巻き戻しノブの下で手動で39から0まで設定可能。巻き戻しノブの上にフィルム感度ダイヤル
- フィルムの巻き戻し: カメラ上部のノブ
- 寸法と重量: 140 x 72.2 x 67 mm、790 g (Canon 50mm f/1.8レンズ付き)