[キヤノン] Canonflex RP | Film Cameras | September 1960
コスト削減のため、このカメラには固定式アイレベルペンタプリズムビューファインダーが搭載されていた。これはキャノンフレックスの経済的な「ポピュレール」バージョンであった。
セルフタイマーは簡単なレバーで操作され、ペンタプリズムカバーは一体型のトップカバーの一部だった。その他の機能と性能は、オリジナルのキャノンフレックスと同じだった。
- タイプ: 35mm フォーカルプレーンシャッター単レンズ反射式カメラ
- 写真サイズ: 24 x 36 mm
- 標準レンズ: キヤノン R50mm f/1.8
- レンズマウント: Rマウント
- シャッター: 2軸水平移動フォーカルプレーンシャッター、布幕付き。X、B、1、1/2、1/4、1/8、1/15、1/30、1/60、1/125、1/250、1/500、1/1000秒のための単軸非回転ダイヤル。内蔵のセルフタイマーとシャッターボタンロック機能。
- フラッシュ同期: FPおよびX同期(自動切り替え同期端子、X同期速度1/55秒、カメラ側にバヨネット端子ソケット)。
- ビューファインダー: 固定アイレベルペンタプリズム。0.9倍の拡大率、92%の垂直カバレッジ、94%の水平方向カバレッジ。特殊なオールフレネルマットスクリーン(レンジファインダーなし)。
- 露出計: 絞り読み取りのセレンフォトセル、シャッター速度ダイヤルと連動。露出範囲(ISO 100で)EV 10–19(高)およびEV 4–13(低)間で切り替え可能。外部に取り付け可能な露出計もあり。
- フィルム装填と送り: カメラの背面を開けて、スプールに挿入後、カメラ底部のトリガーで送り。 (130ストローク)。
- フレームカウンター: 増加し、カメラ背面を開けると自動的にリセットされる。1.5倍のルーペが付属。
- フィルム巻き戻し: 収納可能なクランク
- サイズと重量: 145 x 100 x 49 mm、940 g(本体)